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小説 -2-「逆転ブランディング」

2026年08月14日 コラム
前回-1-から続く・・・

「えっ、本当に?」

「うん、ほんと。」

私は少し間を置いて続けた。

「もっと言うなら、私はブランディングなんて全くの素人やった。」

「ええっ!?」

「だから安心して。」

私は笑いながら言った。

「ブランドは、一部の天才や専門家だけのもんやないんですよ。」

「誰でも?」

「そう。正しい考え方と順番さえ知っていたら、誰でも始められる。」

美咲さんは少し前のめりになった。

「でも、それってどうやるんですか?」

私は飲みかけのグラスを置いて答えた。

「じゃあ今日は、近大マグロがブランドになるまでの話をしますね。」

「お願いします!」

「ただし、これは近大マグロの成功自慢やないですよ。」

私は少し真剣な表情になった。

「どんな会社でも、学校でも、地域でも応用できる『ブランドづくりの考え方』の話です。」

「私の会社でもできますか?」

「もちろん。」

「本当に?」

「そのために、こうやって来てくれたんでしょ。」

美咲さんは小さくうなずいた。

その表情には、先ほどまでの不安だけではなく、少しだけ希望の光が見え始めていた。

 

こうして、近大マグロのブランドづくりを振り返りながら、一人の経営者とブランドについて語り合う時間が始まった。

もし、あなたも

「品質には自信があるのに売れない。」

「人が集まらない。」

「価格競争から抜け出せない。」

そんな悩みを抱えているなら、この対話はきっと他人事ではありません。

ブランドは、特別な会社だけのものではないのです。

あなたの会社にも、学校にも、地域にも、必ず眠っています。

そのブランドを見つけ、育て、選ばれる存在になる方法を、一緒に考えていきましょう。

―続く―